かなり間があいてしまいましたが、前回の続き、かわむらヒストリーその2「深層水との出会い~しじみ屋かわむらになるまで」を更新いたします。
前回の記事では「しじみ屋かわむら」なのに「ごぼう屋かわむら」のイメージが定着したところで終わっていましたが、今回は、まずはかわむらこだわりの「深層水」について書き記したいと思います。
「深層水」とは、その名の通り、海深くから汲み上げたミネラル豊富なお水のことです。
かわむらでは、沖縄県東方沖海底1400メートル付近から汲み上げた深層水を、しじみの砂抜きや、もずくの加工等に使用しております。
深層水を使うことで、食材の時間経過による細胞破壊を防いだり、アミノ酸等の数値がより高まったりなど、様々な効果が期待されています。
一言で言えば、「地球のエネルギーがぎゅっと詰まっためっちゃすごい水」です!(長い)
この「深層水を用いた食品加工技術」は弊社社長の河村が知人を介して出会った「今西一先生」が研究しておられたもので、特許技術として認められています。
今西先生からこの深層水技術を受け継いだかわむらは、地元の名産品を更に美味しく提供出来ないだろうかと考えた末、「深層水」で砂抜きした「宍道湖産大和しじみ」の取り扱いを始めることになりました。
この技術を用いることによって、しじみの美味しさを更に引き出すこと、またレトルト加工をしてもぷりぷり感を失わず、まるで生のしじみを食べているような食感を実現することが出来ました。
「泥臭さがないのに、しじみのうまみはしっかりと感じられる」
そんなしじみを皆様の食卓にお届けしたくて、手間やコストが掛かっても、この「深層水」にかわむらはこだわってきたのです。
より美味しい食材を皆様の食卓にお届けしたい…
皆様の食卓がより豊かになるお手伝いがしたい…
いつも、いつでも、かわむらの想いはブレません。
こうして、それまで野菜の加工がメインだったかわむらは、この「深層水」との出会いによって、「しじみ屋かわむら」として新たな一歩を踏み出すこととなりました。
今西一先生との出会いこそが、「しじみ屋かわむら」誕生の瞬間だったのです。